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【2019/10/23 04:08 】 |
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山梨東部(丹沢北部)

 

 
この辺りはちょっと複雑な成り立ちが絡み、単純なプレートの沈み込みに抵抗が生まれているエリア
遥か昔に大陸から離れ観音開きに移動した南西日本弧と東北日本弧の間に生まれた地溝帯(フォッサマグナ)の南部に、
四国海盆の拡大停止後に北上を始めた若いフィリピン海プレートの沈み込みに伴い、
火成活動で生まれた伊豆弧の地塊が(上記の「南部フォッサマグナ」に)衝突を開始。
いくつかの地塊衝突の一つとして、本州側の関東山地を時計回りに押し込みながら衝突していったのが丹沢。
それに遅れて丹沢山塊をやや東に移動させつつ、南から新たに衝突していったのが伊豆地塊。

海底噴火の噴出堆積物や地下の変成岩が隆起し構成される丹沢塊も、
海底と陸上噴火で地塊となっていた伊豆も、いずれも火山フロントに位置していたブロックで、
若いとはいえ海洋プレートであるフィリピン海プレート本体よりも、更に熱く軽い基盤として海洋プレートの上に乗っている構造物。

本州の陸側地殻の下に容易に沈み込める、冷たくて重い海洋プレート(フィリピン海プレート)と、
火山フロントを境に登場する、海洋プレートの上に乗る暖かくて沈み込み難い地塊

前者は相模湾や相模灘などで、相模トラフや相鴨トラフからの沈み込みを見せますが、
後者はそのままでは沈み込めず、受け手の本州側地殻を圧縮→当時あった海底の隆起・斜面崩落物の堆積等で連続陸化・・・
結果、一緒に北上している「沈み込み易い前者」と「沈み込み難い上に衝突で北上にブレーキが掛かった後者」は、
どこかで引き裂かれていくことになります。

この前者と後者の境目を作る火山フロントは脆くて割れやすい性質を持ち、
現在の伊豆地塊付近でその割れであろうと推定されるのが、東伊豆の沖合海底に位置する西相模湾断裂
(南北に走るやや西落ち傾斜も含む左横ずれ断層)
※ちなみにこの断層が地下に走る小田原市付近では、何度となく直下型震災が起きています。

深さ20km前後~の山梨東部の道志震源・丹沢北西部震源などは、
西相模湾断裂で縦に引き裂かれたなかでも「火山フロントより西側=後者」と関わる発震

結論としては・・
なかなか沈み込めず北上した伊豆陸塊を構成する基盤岩を見ると、
箱根北部付近でも地上数百メートルに存在するものの、
その先にあるかつての衝突時に一時的に作られた沈み込み帯トラフの名残付近から丹沢の下に隠れ、
浮力の影響から「浮揚性沈み込み」だけでなく、
それにプラスしての「衝突の影響→そこから曲がり急角度の沈み込み」の両方が起きていて、
その陸側地殻と衝突の部分=道志付近での発震深さ15km~25kmという幅を示す震源の地震の巣になっています。 
             ↑
プレート境界タイプで示されるよーなシンプルな傾斜に乗る深さの規則性とは
ちょっと異なる震源深さ幅


 

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【2016/05/31 13:56 】 | 地震
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