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NHKクラシック倶楽部 東京混声合唱団 三善晃の合唱作品
先日放映された番組
留守録セットして帰宅後に視聴し始めたものの、
エラーがあって番組途中(2曲目の解説中)で録画終了・・・orz

とりあえず「嫁ぐ娘に」は全曲聴けましたので、まっ、いいか

「嫁ぐ娘に」
大昔、東京芸大に進んだ友人に頼み込みコッソリ合唱の授業に参加させてもらった時、
教材として使っていたのが、この「嫁ぐ娘に」でした
三善作品としては比較的初期の曲でしょうか?
時代が進み伴奏付きの合唱曲・・それも単なる伴奏という位置付けではなく、
「合唱とピアノのための○○」と副題が付く扱いの曲が次々に生まれ始めた以前の、
アカペラによる混声合唱曲ですね。

東混はCDなどでの完成度の高い演奏に触れて来たので、
かなり期待感のハードルを上げてしまったのですが、
まぁ........多くの曲を並行して扱う職業合唱団故の難しさもあるのでしょうね
というのが全体像としての率直な感想。

譜面を読めるレベルの人達による演奏ですから、
無理に暗譜しなくてもソコソコ十分にこなせるんでしょうけれども、
ぶつかる音や変拍子も入る三善作品は難易度高め?

-以下は個人的な好みが入っての厳し目な独断感想になります-

歌い込みが足りないのか、全体的に抑えた表現と抑えた声
所々にポリフォニックな旋回もある曲だからといって、
発声までポリフォニー式にならなくても・・・(冗談)
もちろん基本は合唱であってソロリサイタルではないので、
奏者が気持ち良さに走る逆目(悪手)よりも良いのは間違いないものの、
それによる弊害(↓)も感じました

冒頭直ぐから各パートのピッチのズレ癖が気になってしまいます。
ソプラノは普通とフラットな人とで二つに割れたピッチ
下げ系ピッチの人に支配されて各曲の開始すぐに和声崩壊させるのは勘弁して欲しい
アルトもフラット傾向強い
テナーは逆に時々ピッチが浮く
比較的安定していたのはベース(特にバリトン)
ただし1曲目最後のバリトンソロは、
全体のピッチがダラ下がりの中で対応せず、
譜面通りのピッチに近いまま独唱・・・半音まではいかないものの、
結果的に独り浮いた状態
ここは下がったなりに合わせて欲しかった

特に内声ピッチが合わない事で、和音が嵌らない感が大きい

次に声部のバランス
ソプラノは声量こそ足りているものの、
ピッチが揃わない事で「張り上げる際はうるさく、抑えた時は少し足りない」結果に
内声部はもう少し量的に有っても良いかな?
特にテナー
バリトンはok
ベースはもっとあれば重心がどっしりした演奏になったかも

次に気になるのが発音
語りの要素が強い作品としては不満が残ります
ソプラノ・アルトはあまり綺麗な発音じゃない(全般的に)
ソプラノは子音から母音への移行が早すぎて不明瞭
同じ理由で言葉のニュアンス・色付けが成されていない

ソロパートになると流石
少し癖を感じるテナーさんがもう少し張れる人でも良い気もしましたが、
ここまで酷評の女声パートもソロは良かった

-------------------
好き放題の暴言多々(汗
それでもさすがプロだなと思ったのは、
発声で多少張る場面でもスピントしてしまうような場面がほぼ無く、
合唱曲としての演奏品格を保ち続けた点
これはなかなか真似できない

心残りは「浅井さんの伴奏を聴きたかったなぁ」です
(録画オフ後の曲では演奏)
ソロとはまた異なる表現要求を満たす、
素晴らしい「ピアノ伴奏者」だと思っているので・・

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【2017/12/29 06:51 】 | 合唱
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