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ワード検索で釣ってしまっているようなので(紛らわしくてすみません<(_ _)>)、念のためタイトル付加
※ 動画画面は「志太平野の標高を色分けした地図」です ※浸水域ではないことに留意を! 途中の拡大図は、不鮮明で甘い画質でも判別しやすいよう、 静浜基地周辺のものにしてあります。 これで判るように、避難所になる建物が近場にない中での避難という観点からは、 R150(現道)やR150BPを東進/北上するよりも、 それらと【交差する道路を西進する】のが基本になります。 難しく言う事もないか・・・・海岸線を背中に感じてしてダッシュが基本ね。 仙台市の荒浜での犠牲者報道(200体〜300体)はショックでした。 松島の東、野蒜地区でも同様の報道あり 追記:指定避難所の野蒜小体育館に逃げた方々が被災… 校舎の上階に逃げた方は無事という明暗が 荒浜一体の地勢は前述の通りですが、 どうやら「荒浜ニュータウン」という大規模分譲団地が出来ていて、 単なる過疎地域ではなかった様子です。 仙台平野では、一部で海岸から5km近くまで海水が届いたところもあった模様ですが、 波高などで被害の大きく及んだのは、仙台東道路までの一帯。 海岸からおよそ3.5kmまで。 そこで、現地と当地2箇所の土地傾斜を比較してみました。 【画像1】 仙台市若林区荒浜のやや北側一帯 【画像2】 焼津市旧R150大島交差点〜海岸近く 【画像3】 ←3/28入れ替えました(最下段参照) 名取川と比較し下流域の傾斜が強いため、 県の被害想定では逆流を想定していない大井川なのですが、 それを裏付ける傾斜具合。 念の為押さえておく情報・・・津波の波高予測&海岸部の立ち上がり標高差もあり、 県の津波侵水予想では、焼津港・小川港・大井川港からの侵水および、 水門が機能しない条件下での栃山川・黒石川・木屋川等河口近くの逆流浸水以外は、 堤防をまったく越えない事になっています。 まあ油断せず、念のため事が起きたら少しでも高い場所に移動することが大切ですけれど。 Mw9.0はとても強大・・東海地震では震源域の長さや変異量からして、 とても起こせないレベル。 =========== ほぼありえない事ですが、想定の遥か上レベルの津波が襲って R150の盛土傾斜を越えると仮定しても、 1.5km西の東名高速の先まで逃げられたらセーフ。 強固さには欠けているものの構造的には巨大堤防。 所々の交差道路箇所の抜穴も、漂着物で塞がれる可能性が高い。 移動には自動車ではなく、パンクしても押し切る覚悟の上、 行ける所まで自転車かバイクが確実。 恐らく倒壊物で道路が塞がれるという状態が発生しているので・・ (釘踏み注意…なるべく厚底靴で) あと、そこまでいかなくても、 例えば大島方面からだと途中にある木内建設(だったかな?)の RC3F建の社員寮の階段部分にお邪魔するとかでも逃げ切れるはず。 (近くの老人ホームも含め、あの辺りは低層建築物がほとんど) そんな暇すらなければ、一か八かで交差点にあるセブンの屋根 (天井を踏み抜かないよう補強のある周辺部で) あそこは周囲が低地で、かさ上げ壁面が補強済みな土地 よじ登るには店舗側面(西側)出入り口のフェンスを利用し 倉庫に一旦登れば、屋根はすぐの高さ。 皮膜線とはいえ電線が近いので、皮膜劣化の可能性を考え 触らないように気を付けて。 あと、フェンスから倉庫に上がる際にバランス崩して道路側に転落だけは× ・・・などと普段からシミュレーションしておけば良いと思います。 =========== 冷静を保とうとすれば、行動で余裕を作り出そうとしてゆっくりした動作になり、 行動に鞭打とうとすれば、精神的にパニック気味になるというのが、予想される状況。 一刻の猶予も許されない状況下では、こういうハンデを補うのは「躊躇しない選択」 そして、生きている限り「諦めない心」 どんな人にでも「生還・再会を望む人たち」がいます。 生死を分ける一歩がどこなのか判らないけれど、なればこそ この一歩ゝに全力を尽くすのみ 迷わず信じて進み、自分の身を自分で助ける・・・シビアな場ではこれが基本です。 ================ 画像3を入れ替えしました。 (いくつかのブログ等で「志太平野はほとんど浸水しそう」という書き込みを見掛け、 過大な不安感の払拭意図として) この図は311前の標高データです。 実際には311により仙台平野は50cm〜70cmほど一気に沈降し、 そこに津波が襲来しました。 一方で東海地震が起きると志太平野など駿河湾西岸地区は 軒並み1〜2mほど隆起します。 つまり条件としては緩和される方向です。 仙台平野・名取川河口周辺の精密高度地図上に、 今回の津波による浸水域を重ねたものです。 傾斜のゆるい河川に沿って津波が遡上した点であるとか、 ある程度進んだ時点では土地の高低の影響を受けている事 などが解ると思います。 標高図の色分けは志太平野のものと同じですから、 参考になる点があるかと思われます。 ☆ ====================================== リアス地形での津波と平野部での津波では違いがありますが、 建物被害と浸水深の関連を「首藤モデル」で確認する限り、 海岸線から1〜2km辺りまでの流速や流圧による破壊力は、 甘く見ることができないです。 県や市町村では津波避難ビルなど再検討を始めましたが、 全ての場所(人)にとって避難可能な条件が揃うかと言えば、 やはり無理があります。 家族に寝たきりの方が居れば、迅速な避難行動をとることも出来ませんし。 自分がそれらの条件だったら・・・という想定で対策をするのであれば、 ↓を迷わず考えます(一例ですが) http://www.ise-sangyo.com/tunamitaisaku/ |