境界面よりやや深い、スラブ内地震という前提のもとで考えてみると・・
一般にスラブ内地震の場合、地殻上部と下部では二重の地震面構造をしていて
・地殻上部は【→☆←】という圧力軸(P軸)優位の発震機構
・地殻下部は【←☆→】という張力軸(T軸)優位の発震機構
今回の震源深さ(地殻上部)である点、フィリピン海スラブの沈み込み方向&微妙な形状から、発震機構解を圧力軸で表現。
南南東-北北西の主圧力軸による若干の逆断層型成分を含む横ズレ型のスラブ内地震。
破壊面として想定される節面は【南北】【東西】の2通りあって、どちらが実際の断層面になるのかは不明。
Hi-netの最大振幅分布図からは、若干【南北】面の可能性が高いようにも見える・・となると左横ズレ型
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